CONTEXT [中央から離れて] 約25秒
画壇の外で、
描き続けた画家。
コリン・ウィルソン『アウトサイダー』アウトサイダー田中一村
意味の上での近さから結ばれた区間。
ウィルソンの『アウトサイダー』は、社会の中に居場所を見いだせず、それでも自分の見たものを表現しようとした人々をたどった。
田中一村は、中央の画壇に認められないまま50歳で奄美大島に渡り、大島紬の染色工として働きながら、亜熱帯の植物と鳥を描き続けた。その作品が広く知られたのは、亡くなったあとのことである。
一村の生き方は、ウィルソンが描いたアウトサイダーの、日本のひとつの姿のように見える。
型似ているハブアウトサイダー
- 意外性
- 共感度
- コンテンツ性
- 世界観近似性
画像:中公文庫の表紙(写真は著者)/© 中央公論新社/出典 版元ドットコム 出典
画像:奄美市の田中一村終焉の家(撮影 Kireinakokoro)/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons 出典
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人物・1908年
田中一村50歳で奄美大島に移り住み、亜熱帯の植物や鳥を描き続けた日本画家。中央の画壇から離れて暮らした。
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[世を離れて描く] 似ている
小説の画工を、生きてしまった画家がいる。
書籍・1906年
夏目漱石『草枕』「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」で始まる、画工が非人情の世界を求めて旅する小説。
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[非人情という共通言語] 事実
枕元にあった二冊は、聖書と『草枕』だった。
人物・1932年
グレン・グールドバッハ演奏で知られ、クラシック音楽における「演奏とは何か」という考え方そのものを変えた20世紀を代表するピアニスト。
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[始まりと終わりの録音] 事実
デビューも最後の録音も、同じ曲だった。
音楽・1741年
バッハ『ゴールドベルク変奏曲』アリアと30の変奏からなる鍵盤作品。1741年ごろに出版された。グレン・グールドの1955年の録音によって、20世紀に広く聴かれる曲になった。
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[バッハを経由して] ハブ
ジャズのピアニストも、バッハから始め直した。
音楽・1970年
ブラッド・メルドーアメリカのジャズ・ピアニスト。ピアノ・トリオでの演奏のほか、バッハやロックの曲を独自に解釈した録音でも知られる。
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草枕 から分岐
[画工の目、作家の目] 作者と作品
「非人情」は、漱石自身の宿題だった。
人物・1867年
夏目漱石『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』『こころ』の作家。熊本の第五高等学校で教えたのち、1900年から英国に留学した。
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[異国の都の日記] 似ている
漱石はロンドンで、周恩来は東京で書いた。
書籍・1918年
周恩来『十九歳の東京日記』日本に留学していた周恩来が、1918年の東京で書いた日記。神保町、早稲田、浅草、上野、日本橋――19歳の青年が見た百年前の東京が記されている。
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[若き日の東京] 事実
百年前の留学生は、神田の街を歩いていた。
店・1911年
中国名菜『漢陽楼』明治四十四年創業を掲げる、東京・神田の中国料理店。
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[東京の中華、百年] 似ている
明治の中華料理店から、駅前の餃子酒場まで。
店
餃子酒場(勝どき店)勝どき駅前の、焼き餃子と酒の店。
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[今夜のだいやめ] 似ている
「だいやめ」とは、つまり今夜の一杯のこと。
酒
芋焼酎『だいやめ DAIYAME』鹿児島の芋焼酎。ライチを思わせる香りで知られる。名前は、一日の疲れを癒やす晩酌を表す鹿児島の言葉から。
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[土地の名を背負う酒] 似ている
晩酌の言葉と、村の名前。
ワイナリー
ドメーヌ・テッタ岡山県新見市哲多町でぶどうを育て、ワインを造るワイナリー。名前は土地の名から。
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だいやめ DAIYAME から分岐
[香りで選ぶ蒸留酒] 似ている
ライチのような芋焼酎と、生の柑橘のジン。
酒
タンカレー No.10英国のジン、タンカレーの上位銘柄。生の柑橘を使って蒸留されることで知られる。



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