CONTEXT [内側から入れ替わる人類] 約30秒
隣の人が、
昨日までの人ではない。
『寄生獣』(1988)『プルリブス』(2025)
意味の上での近さから結ばれた区間。
『寄生獣』では、人間の頭に入り込んだ生物が、その人になりすまして暮らし始める。見た目は同じでも、中身はもう人ではない。
『プルリブス』では、人々の心がひとつに溶け合っていく。誰もが穏やかで満ち足りているのに、それに加わらない主人公だけが取り残される。
外から攻めてくるのではなく、人間の内側から世界が入れ替わっていく恐ろしさ。そして、その変化を拒む一人の視点から「人間であること」を問い直す構図が、三十年以上を隔てた二つの作品に共通している。
型似ているハブ内側からの侵略
- 意外性
- 共感度
- コンテンツ性
- 世界観近似性
画像:© Apple/出典 Apple TV 出典
画像:© 岩明均/講談社(第1巻の表紙)/出典 講談社 出典
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漫画・1988年
岩明均『寄生獣』人間に寄生する生物が現れた世界で、右手に寄生された高校生・泉新一と「ミギー」の共生を描いた漫画。
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[体に宿るもう一つの命] 似ている
悪魔の心臓と、右手の寄生生物。
漫画・2018年
藤本タツキ『チェンソーマン』悪魔のポチタと一体になり、チェンソーの悪魔の力を得た少年デンジの物語。2018年に週刊少年ジャンプで連載が始まった。
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[悪魔を狩る少年] 作者と作品
借金を背負った少年に、チェンソーの心臓が宿る。
人物
藤本タツキ『チェンソーマン』『ルックバック』『ファイアパンチ』の漫画家。
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[描く人を描く] 作者と作品
漫画家が、漫画を描く人を描いた。
漫画・2021年
藤本タツキ『ルックバック』漫画を描くことに打ち込む二人の少女を描いた読み切り。2021年に少年ジャンプ+で公開され、2024年にアニメーション映画になった。
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[描く手] 似ている
描くことを奪われても、描いた日々は消えない。
映画・2016年
『この世界の片隅に』戦時中の広島と呉を舞台に、絵を描くことが好きな主人公すずの暮らしを描いたアニメーション映画。原作はこうの史代の漫画。
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[映画のはじまりの歌] 事実
戦時下の日常は、この歌から始まる。
音楽・1968年
「悲しくてやりきれない」1968年に発表されたザ・フォーク・クルセダーズの歌。多くの歌い手にうたい継がれてきた。
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[うたい直された歌] 事実
1968年の歌を、静かな声がうたい直した。
音楽
コトリンゴピアノと歌のシンガーソングライター。アニメーション映画『この世界の片隅に』の音楽を手がけ、「悲しくてやりきれない」を歌った。
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この世界の片隅に から分岐
[嫁いだ先の町] 事実
すずは広島から、軍港の町へ嫁いだ。
場所
広島県呉市瀬戸内海に面した港町。明治期に海軍の鎮守府が置かれ、戦艦大和が建造された海軍工廠の町として知られる。
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[呉の一皿] 事実
港町の居酒屋の味が、缶ひとつで旅をする。
料理
鳥皮みそ煮広島県呉市の名物料理。鶏の皮をこんにゃくと一緒に味噌で煮込んだ一皿で、呉の居酒屋では「みそだき」とも呼ばれる。
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この世界の片隅に から分岐
[1945年の空] 似ている
同じ年の戦争を、前線と台所から見た。
人物・1918年
W・ユージン・スミスアメリカの写真家。「ライフ」誌のフォトエッセイで知られ、1970年代には熊本県水俣に移り住んで水俣病を撮った。
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[水俣を撮った人] 事実
写真が、世界に水俣を伝えた。
映画・2020年
『MINAMATA』水俣病を世界に伝えた写真家W・ユージン・スミスと、アイリーン・美緒子・スミスの水俣での日々を描いた映画。音楽は坂本龍一。
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[写真家を演じる] 事実
海賊を演じた俳優が、水俣の写真家になった。
人物・1963年
ジョニー・デップアメリカの俳優。ティム・バートンやテリー・ギリアムの作品に数多く出演し、『MINAMATA』では主演とともに製作にも加わった。



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