CONTEXT [誰にも見えない家] 約25秒
社会の外側で、
子どもたちは暮らしていた。
『誰も知らない』(2004)『万引き家族』(2018)
同じ監督が、14年を隔てて同じ場所を見つめた。
『誰も知らない』の子どもたちは、母に置いていかれ、学校にも通わず、アパートの一室で暮らす。『万引き家族』の少年と少女は、血のつながらない大人たちの家で、万引きを覚えながら育つ。
どちらの子どもも、制度の網から外れた場所にいる。周りの大人が気づかないまま続いていく暮らしを、是枝裕和は裁くのではなく、ただ近くで見つめる。二本を続けて観ると、その視線が変わっていないことに気づく。
型似ているハブ見えない家族
- 意外性
- 共感度
- コンテンツ性
- 世界観近似性
画像:© 2004「誰も知らない」製作委員会/出典 映画.com 出典
画像:© 2018 フジテレビジョン ギャガ AOI Pro./出典 映画.com 出典
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映画・2018年
是枝裕和『万引き家族』万引きで暮らしを補う一家と、彼らに拾われた少女を描いた映画。2018年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受けた。
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[家族とは何か] 作者と作品
日本映画に21年ぶりのパルム・ドールをもたらした。
人物・1962年
是枝裕和テレビのドキュメンタリー演出から映画監督になった。『誰も知らない』『万引き家族』『海街diary』などを撮っている。
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[見過ごされた子どもたち] 作者と作品
14歳の少年が、カンヌで最年少の男優賞を得た。
映画・2004年
是枝裕和『誰も知らない』母親に置き去りにされた四人のきょうだいの暮らしを描いた映画。長男を演じた柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受けた。
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万引き家族 から分岐
[パルム・ドールの系譜] ハブ
ジャングルの奥の戦争と、東京の片隅の家族。
映画・1979年
コッポラ『地獄の黙示録』ベトナム戦争のさなか、軍を離れて奥地に王国を築いたカーツ大佐の暗殺を命じられた大尉の旅。1979年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受けた。
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[川を遡る物語] 事実
コンゴの川は、ベトナムの川になった。
書籍・1899年
ジョセフ・コンラッド『闇の奥』象牙交易の奥地へ向かう船乗りマーロウが、消息を絶った交易所の責任者クルツを探す物語。当時のコンゴ自由国が舞台とされる。
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[コンゴという土地] ハブ
植民地の奥地と、独立の叫び。
映画・2000年
ラウル・ペック『ルムンバの叫び』コンゴ独立の指導者パトリス・ルムンバの、首相就任から殺害までを描いた映画。
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闇の奥 から分岐
[船乗りが見た川] 作者と作品
作家は自分で、コンゴ川を遡っていた。
人物・1857年
ジョセフ・コンラッドポーランド生まれの英国の小説家。船乗りとして世界の海を渡ったのち、英語で『闇の奥』『ロード・ジム』などを書いた。
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闇の奥 から分岐
[支配する側の闇] 似ている
植民地を統べる者の心の奥。
書籍・1936年
ジョージ・オーウェル『象を撃つ』英領ビルマで警官をしていた若いオーウェルが、暴れた象を、群衆の前で「撃たねばならなくなった」経験を書いたエッセイ。
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[ビルマから『1984年』へ] ハブ
象を撃った警官は、やがて監視国家を書いた。
書籍・1949年
ジョージ・オーウェル『1984年』「ビッグ・ブラザー」がすべてを監視する全体主義国家オセアニアで、真理省に勤めるウィンストンが体制に疑いを抱く。
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[リドリー・スコットを経由して] ハブ
監督は、『1984年』の広告も撮っていた。
映画・1982年
リドリー・スコット『ブレードランナー』フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作に、2019年のロサンゼルスで人造人間を追う男を描いた映画。
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[三十年後のロサンゼルス] 事実
2019年の雨の街から、2049年の荒野へ。
映画・2017年
ヴィルヌーヴ『ブレードランナー 2049』前作から30年後の2049年を舞台にした続編。
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[さらに五十年後] 事実
2049年の先に、2099年が続く。
ドラマ
『ブレードランナー 2099』2049年からさらに50年後を舞台にしたドラマ・シリーズ。ミシェル・ヨーとハンター・シェイファーが主演し、2026年11月25日から Prime Video で配信される。



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