CONTEXT [異国の都の日記] 約35秒
漱石はロンドンで、
周恩来は東京で書いた。
夏目漱石のロンドン留学(1900–1902)周恩来『十九歳の東京日記』(1918)
意味の上での近さから結ばれた区間。異国の都で、若い留学生が自分の国の行く末を考えながら書いた。
夏目漱石は1900年から約2年間、文部省の留学生としてロンドンに暮らした。下宿にこもって英文学と格闘し、神経をすり減らした日々は、日記や手紙に残されている。
その十数年後、今度は中国から周恩来が東京にやって来た。受験勉強と挫折、祖国への思いを綴った日記は、のちに『十九歳の東京日記』として読まれている。
日本から西洋へ向かった留学生と、中国から日本へ向かった留学生。向きは違っても、異国の都で「学ぶとは何か」に悩んだ記録として、二つは並べて読むことができる。
型似ているハブ留学生の日記
- 意外性
- 共感度
- コンテンツ性
- 世界観近似性
画像:撮影 小川一眞/Public domain/Wikimedia Commons 出典
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書籍・1918年
周恩来『十九歳の東京日記』日本に留学していた周恩来が、1918年の東京で書いた日記。神保町、早稲田、浅草、上野、日本橋――19歳の青年が見た百年前の東京が記されている。
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[若き日の東京] 事実
百年前の留学生は、神田の街を歩いていた。
店・1911年
中国名菜『漢陽楼』明治四十四年創業を掲げる、東京・神田の中国料理店。
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[東京の中華、百年] 似ている
明治の中華料理店から、駅前の餃子酒場まで。
店
餃子酒場(勝どき店)勝どき駅前の、焼き餃子と酒の店。
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[今夜のだいやめ] 似ている
「だいやめ」とは、つまり今夜の一杯のこと。
酒
芋焼酎『だいやめ DAIYAME』鹿児島の芋焼酎。ライチを思わせる香りで知られる。名前は、一日の疲れを癒やす晩酌を表す鹿児島の言葉から。
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[土地の名を背負う酒] 似ている
晩酌の言葉と、村の名前。
ワイナリー
ドメーヌ・テッタ岡山県新見市哲多町でぶどうを育て、ワインを造るワイナリー。名前は土地の名から。
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だいやめ DAIYAME から分岐
[香りで選ぶ蒸留酒] 似ている
ライチのような芋焼酎と、生の柑橘のジン。
酒
タンカレー No.10英国のジン、タンカレーの上位銘柄。生の柑橘を使って蒸留されることで知られる。
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漢陽楼 から分岐
[東京の中の隣国] 似ている
神田の中国料理と、赤坂の韓国料理。
店
ヌルンジ(赤坂)東京・赤坂の韓国料理店。店名の「ヌルンジ」は韓国語で、釜の底にできるおこげのこと。
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[ドラマから食卓へ] ハブ
画面で見た国の味を、赤坂の一皿で。
ドラマ・2009年
韓国ドラマ『アイリス』韓国の特殊工作員を主人公にしたアクション・ドラマ。秋田県でのロケが行われ、日本でも話題になった。
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[ロケ地になった湖] 事実
韓国ドラマの一場面が、秋田の湖畔で撮られた。
場所
田沢湖秋田県仙北市の湖。水深は日本一で、湖畔には辰子の伝説が残る。
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[仙北の湖と秘湯] ハブ
日本一深い湖から、山の奥の湯宿へ。
宿
乳頭温泉郷「鶴の湯」秋田県の乳頭温泉郷でもっとも古いとされる湯宿。茅葺き屋根の長屋と白濁の湯で知られる。
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[湯宿と物語] 似ている
小説に描かれた湯と、山奥に守られた湯。
宿・1868年
小天温泉『那古井館』明治元年創業を掲げる、熊本・小天温泉の宿。
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[小説の舞台を訪ねる] 事実
「那古井」は、地図の上にもあった。
書籍・1906年
夏目漱石『草枕』「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」で始まる、画工が非人情の世界を求めて旅する小説。



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