CONTEXT [描く人を描く] 約25秒
漫画家が、
漫画を描く人を描いた。
藤本タツキ『ルックバック』(2021)
描く人が、描く人を描いた。
『ルックバック』は2021年に少年ジャンプ+で公開された長編の読み切りで、公開直後から大きな反響を呼んだ。
小学生の藤野と、不登校の京本。互いの絵に打ちのめされ、励まされながら、二人は漫画を描き続ける。机に向かう背中を何度も描くこの作品には、描くことそのものへの作者の思いが刻まれている。2024年には押山清高監督によってアニメーション映画になった。
型作者と作品ハブ作者
- 意外性
- 共感度
- コンテンツ性
- 世界観近似性
画像:『藤本タツキ短編集 17-21』の表紙/© 藤本タツキ/集英社/出典 集英社 出典
画像:© 藤本タツキ/集英社(単行本の表紙)/出典 集英社 出典
-
漫画・2021年
藤本タツキ『ルックバック』漫画を描くことに打ち込む二人の少女を描いた読み切り。2021年に少年ジャンプ+で公開され、2024年にアニメーション映画になった。
-
[描く手] 似ている
描くことを奪われても、描いた日々は消えない。
映画・2016年
『この世界の片隅に』戦時中の広島と呉を舞台に、絵を描くことが好きな主人公すずの暮らしを描いたアニメーション映画。原作はこうの史代の漫画。
-
[映画のはじまりの歌] 事実
戦時下の日常は、この歌から始まる。
音楽・1968年
「悲しくてやりきれない」1968年に発表されたザ・フォーク・クルセダーズの歌。多くの歌い手にうたい継がれてきた。
-
[うたい直された歌] 事実
1968年の歌を、静かな声がうたい直した。
音楽
コトリンゴピアノと歌のシンガーソングライター。アニメーション映画『この世界の片隅に』の音楽を手がけ、「悲しくてやりきれない」を歌った。
-
この世界の片隅に から分岐
[嫁いだ先の町] 事実
すずは広島から、軍港の町へ嫁いだ。
場所
広島県呉市瀬戸内海に面した港町。明治期に海軍の鎮守府が置かれ、戦艦大和が建造された海軍工廠の町として知られる。
-
[呉の一皿] 事実
港町の居酒屋の味が、缶ひとつで旅をする。
料理
鳥皮みそ煮広島県呉市の名物料理。鶏の皮をこんにゃくと一緒に味噌で煮込んだ一皿で、呉の居酒屋では「みそだき」とも呼ばれる。
-
この世界の片隅に から分岐
[1945年の空] 似ている
同じ年の戦争を、前線と台所から見た。
人物・1918年
W・ユージン・スミスアメリカの写真家。「ライフ」誌のフォトエッセイで知られ、1970年代には熊本県水俣に移り住んで水俣病を撮った。
-
[水俣を撮った人] 事実
写真が、世界に水俣を伝えた。
映画・2020年
『MINAMATA』水俣病を世界に伝えた写真家W・ユージン・スミスと、アイリーン・美緒子・スミスの水俣での日々を描いた映画。音楽は坂本龍一。
-
[写真家を演じる] 事実
海賊を演じた俳優が、水俣の写真家になった。
人物・1963年
ジョニー・デップアメリカの俳優。ティム・バートンやテリー・ギリアムの作品に数多く出演し、『MINAMATA』では主演とともに製作にも加わった。
-
[テリー・ギリアムを経由して] ハブ
夢に逃げる役人の監督と、夢を演じる俳優。
映画・1985年
テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』書類と管理に覆われた近未来の社会で、夢に逃げ込む役人を描いた映画。
-
[八〇年代が描いた未来] 似ている
雨とネオンの未来と、書類に埋もれた未来。
映画・1982年
リドリー・スコット『ブレードランナー』フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作に、2019年のロサンゼルスで人造人間を追う男を描いた映画。
-
[三十年後のロサンゼルス] 事実
2019年の雨の街から、2049年の荒野へ。
映画・2017年
ヴィルヌーヴ『ブレードランナー 2049』前作から30年後の2049年を舞台にした続編。



COMMENTS0
まだコメントはありません。このつながりについて、最初のひとことを。
送るときに、名前を一つ作ります。コメントは編集者が確かめてから表示されます。